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2024.01.19

ひな祭りと桃の節句の由来

ひな祭りはお子様の健やかな成長と幸せを願う行事

ひな祭りの由来は、平安時代中頃に、元々は紙人形を作って川に人形を流して、子供の身のけがれをおはらいする行事からきているといわれています。現在でも、一部の地域では「流しびな」などの風習が残っていますよね。
 古代中国の「川で身を清めて邪気を払う上巳(じょうし・じょうみ)節」が日本に伝わり、日本古来の「人形(ひとがた)流し」という厄払いの風習と結びつき、さらにそれが平安時代の貴族のおままごとである「ひいな遊び」と組み合わさって、徐々に今のような形になったといわれています。

  江戸時代の中期以降は盛大な「雛市」が立ち、段飾りが生まれたという。「ひな祭り」という言葉もこの頃から一般的になっていきました。このように元は男女問わず子どもの健康と成長を祈っていた上巳の節句は、「端午の節句(5月5日)が男の子の日」という認識の広まりにあわせて、「桃の節句・ひな祭り」として一般にも定着するようになりました。

ひな祭りは 「桃の節句」とも呼ばれ、桃の花を飾ることでも知られています。

桃の花は日本でも古くから親しまれていますが、元々は中国を原産とする植物です。かつて中国では、桃の実には魔除けや邪気をはらう力があると信じられており、現代でもお祝いの席には桃の形のお饅頭がよく出されます。日本でも同様に桃は縁起の良いものとして考えられており、百歳(ひゃくさい)を「ももとせ」とも呼ぶことから、長生きを象徴する植物としてもとらえられていました。ちょうど旧暦の3月初旬頃が桃の花の見ごろだったこともあり、ひな祭りを「桃の節句」として、桃の花を飾るようになっていきました。

桃の花は春の季語にもなっており、やさしいその花色は可愛らしい女の子の笑顔にも似ています。桃の花はひな祭りの飾りにぴったりの愛らしい花だといえるでしょう。桃の花を飾って、女の子の健やかな成長を願ってみませんか?

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